手番ですよ。

2010年06月10日

第3回「一年一度の祭典『ゲームマーケット2010』開催!」

「ゲームマーケット2010」リポート

前回のこの連載でもお知らせしたように、去る5月30日、一年一度のアナログゲームの祭典「ゲームマーケット2010」が開催されました!
というわけで、今回の「手番ですよ。」は、その「ゲームマーケット2010」のリポートをお送りしたいと思います!




0610_01.jpg
ゲームマーケット2010





さて、この「ゲームマーケット」、2000年に第一回目が開催され、今年で11回目。
その内容はと言いますと、メーカーや各専門ショップのブースでは最新作がいち早く購入できたり、個人やサークルの制作によるインディーズゲームの販売があったり、マニア垂涎のレアものが続々登場のオークションや、過去にはマニアックな伝統ゲームの紹介があったりと、とにかくアナログゲームに関することは、なんでも一気に楽しめてしまう盛りだくさんっぷり。
もちろん、アナログゲームは遊んでこそ!というのがあるわけで、フリープレイ用のテーブルもズラッと用意され、買ったばかりのゲームを早速遊ぶことも可能と、至れり尽くせり。
買うも良し、楽しむも良しの一大イベントなわけです。

そんな「ゲームマーケット」に、私は、ショップ「テンデイズゲームズ」として出展したわけですが、気合いを入れて、新作を大量投入!いたしました。




0610_02.jpg
新作を大量陳列!





実は、アナログゲームの本場ドイツでは、2月に大きなゲームの見本市があり、その2月から3ヶ月を置いてという、このタイミングで開催される「ゲームマーケット」は、ドイツの見本市で発表されたゲームを日本で大々的に発売するには、まさにうってつけな場だったりもするのです。
もちろん、お客様もその辺は心得ていて、テンデイズゲームズのみならず、メーカー・ショップブースはどこも大盛況。
アナログゲームショップ自体が、それほどまだ多くないわけで、最新ゲームに触れることができるということだけでなく、いろいろなショップの個性的なラインナップを一度に見ることができるというのも大きな魅力!

そして、「ゲームマーケット」のもう一つの柱とも言える、インディーズゲーム!
遊んでいるうちにフツフツと欲求の沸いてきた多くの方々が、独自のアイデアを盛り込んだゲームを発表する場でもあり、ゲームマーケットに足を運んだならば、それらのチェックも外すことができません。
事実、今年、ドイツの大手メーカーからリリースされた、日本人デザイナーカワサキススムさんの作品「アールエコ」が最初に発表された場が、まさにこのゲームマーケット。
そんなこともあり、次なる傑作を探して各ブースをくまなく回るゲーム愛好家も多いのです。
特に今年は、ゲーム内容はもちろんのこと、内容物の質も市販品と比べてまったく遜色ないものも多く、その充実ぶりたるや、本当に目を見張るものがありました。
その中、私が一ゲームファンとして、今年、もっとも注目した作品が、ピグフォンのフジワラカイさんによる「ごいた・天九紙牌」。
上に思い切り「自分のアイデアを盛り込んだ」と書いてありますが、実はこの作品に関しては完全なオリジナルというわけでなく、かなーりマニアックな「ごいた」と「天九牌」という二つのゲームを、遊ぶやすくカードゲームにリファインした、というモノ。
実際、このコラムを読んでくれている方でも、ほとんど聞いたことのないタイトルではないかと思うのですが、特に「ごいた」は、相当に不思議なタイトル。
実はこの「ごいた」、石川県のとある漁師町のみで古くから遊ばれているゲームで、将棋の駒によく似た駒を、自分の番が来た時に出せるなら出して行き、いち早く、自分の持ち駒をなくした人が勝ち、という内容。
これを遊びやすいカードタイプにして、かつ、アートワークもスタイリッシュに大幅変更。(フジワラさんは、本職がグラフィックデザイナーなのです)
この「ごいた」については、この「手番ですよ。」の中で、回をあらためてしっかり紹介したいところであります。




0610_03.jpg
「ごいた・天九紙牌」を持つフジワラ氏





また、毎回注目を集めるオークションは、今年も大変な熱気。
定番ゲーム「ピット」の元となった約100年前(!)のゲームや、なんと、実際のウイスキーが内容物として同梱された珍品「カタン」などが揃い、歓声、どよめき、ため息が会場に響きわたっていました。

さて、この「ゲームマーケット」、その規模も、昨年の来場者は1500人だったのですが、今年は2200人と、年々拡大する一方。特に、昨年から今年にかけてはドカンと大きくなった印象。
これは、遊びに来ている人たちだけでなく、出展ブース数にも表れておりまして、昨年の103だったブース数が、今年は123と、こちらも大幅増。
ちらり見ているだけでも時間が足りない!ましてや、ショップとしているようじゃ、いくつかの注目ブースをチェックするももやっと、というところ。
一ファンとしては、もう少し見たかったなーという気もするのですが、私のブースが終日賑わいを見せていたからこその忙しさなので、そんなこと言っていたら、バチが当たります。




0610_04.jpg
会場は終始この熱気!





この盛り上がり、世界中のゲームシーンを席巻し、日本でもファンを拡大し続けているゲーム「ドミニオン」のイキオイ、というのもあるとは思うのですが、日本でもアナログゲームシーンが着実に根付いてきている、ということの表れではないかとも思うわけです。

早くも来年の開催が正式決定!ということで、これを読んで、行ってみたいと思った方!来年こそはぜひ!




TendaysGames(テンデイズゲームズ)
アールエコ(TendaysGames内販売ページ)
Game Market


posted by タナカマコト at 12:00| Comment(0) | 第1回〜第25回
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。