手番ですよ。

2013年11月07日

第42回「ポーランドゲームショップ探訪記」

ジェンドブレ!

10月にドイツはエッセンで開催された世界最大級のボードゲーム・カードゲームイベント「エッセンシュピール2013」に今年も行ってきたのですが、今年は、ドイツ入りする前に、ポーランドに立ち寄ってきました。
古い街並みや、歴史的建造物などを見てきただけではありません。
見知らぬ土地に行ったからには、ボードゲームショップを訪ねてみるしか無い!というわけで、二つのボードゲームショップを訪ねてきました。
今回の「手番ですよ。」では、その探訪記をお送りしたいと思います!




クラクフ市:BARD

まず、訪れたのはその昔、ポーランドの王都だった町クラクフにある「BARD」
クラクフは、第二次大戦時、国中が戦火に包まれ、破壊され尽くしたと言われるポーランドにあって、唯一と言っていいほどその戦火を免れ、美しい街並みを残している町です。
美しい街並みが世界遺産に登録されているだけでなく、近隣にヴィエリチカ岩塩坑アウシュビッツ強制収容所といった世界遺産もあり、一年を通して多数の観光客が訪れる町でもあります。

そんなクラクフにある「BARD」は、中央駅からタクシーで5分ちょっとというところでしょうか。
大通りから少し入った先にあります。
クラクフの中心部は、非常に明るく、賑わいがあるのですが、この辺りまで来ると、暗く、人通りもまばらです。
しかも、「BARD」のあるところは、さらに独特。古い建物に一度入ってから、建物の中から中庭に抜けた、その先にあるのです。
最初に通る建物の外には、目立った看板もなく、知らなければ入って見ようという気にもならないところです。


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落ち着いた雰囲気の「BARD」店内





入りにくさはあるものの、入ってしまえば、そこは綺麗な作りのボードゲームショップ!中は、二つの部屋に分かれており、入ってすぐの大きな部屋は販売エリア、左奥にある小さな部屋はプレイスペースです。
販売エリアは、三分の二がボードゲーム、三分の一がミニチュアゲーム、トレーディングカードゲームになっているのですが、実際の人気はミニチュアゲーム、トレーディングカードゲームの方が高い様子。
店長さんに見せてもらった一週間のイベントカレンダーは、ものの見事に「ウォーハンマー」「マジックザギャザリング」で埋まっていました。実際、この日も「マジック」のミニイベントが開催されていたようです。
そこで売られているボードゲームですが、ほとんどがポーランド語版として発売されているものが多く、直輸入ものは極めて少ないようでした。「BARD」自身も、出版社としてポーランド語版をリリースしていることも関係あるかもしれません。
とはいえ、主だった人気タイトルはもちろんのこと、少しマニアックなタイトルもポーランド語版が出ているようで、選ぶゲームには困らなそうです。


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日本が誇る人気タイトル「ラブレター」ももちろんあります!





ワルシャワ市:Planzomania

続いて訪れたのは、ポーランドの首都ワルシャワにある「Planzomania」です。
市の中心部からトラム(路面電車)を使って約30分と、郊外にあるお店です。
高層ビルが建ち並ぶ中心部と違い、ここまで来ると周りはお店すらもなかなかありません。
クラクフの「BARD」と同様、ここも少しわかりにくい場所にあります。
古いショッピングモールのような建物のかなり奥まった場所にあるのです。ショッピングモールとはいえ、小さな飲食店や家電店が少しあるだけで、非常に閑散としているため、やはり、知らなければ訪れないでしょう。


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お店の手前に看板が出ています。





お店は、「BARD」と比べると、かなり小さいですが、その種類はかなり豊富。
ファミリー向けのものから、「こんなものもポーランド語版が出ているんだ!」と驚くようなコアゲーマー向けのタイトルまで、幅広く売られています。
また、ヨーロッパやアメリカからの直輸入ものタイトルも数は少ないものの、見つけることができます。
ミニチュアゲームやトレーディングカードゲームはなく、直球勝負のボードゲームショップという感じでしょうか。


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数は少ないものの種類は豊富!





プレイスペースはありませんが、店内に設けられたテーブルを使ってのお試し会のようなものは開かれているようです。
気さくな店員さんは、数日後に開催が迫った「エッセンシュピール2013」に行くのが楽しみでたまらない、という感じでした。


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10月24日からはドイツのエッセンへ!





レア品はないが、温かい雰囲気が嬉しい。

ポーランドは、ご存じの通り、旧共産圏の国であり、1989年までは厳しい生活を強いられていました。
ボードゲームが根付いたのも、ここ数年のことということで、新しいタイトルが多く、ドイツのボードゲームショップのように、「お宝」が眠っているということはありません。
しかし、遠く日本から訪れた私たちを温かく迎えてくれる雰囲気の良さがあり、非常に楽しい時間が過ごせるでしょう。
ポーランドという国自体、なかなか訪れる機会のない国だとは思いますが、ボードゲーム、カードゲーム好きなら、ぜひとも、覗いてほしい二つのお店でした。

そんなわけで、また次回!
ドヴィゼニア〜!



posted by タナカマコト at 10:22| Comment(0) | 第26回〜第50回
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